13年連続で黒字経営を達成中のWEBコンサルタントが語るブログin Hatena

2006年の起業から黒字経営を継続中のウェブサービス経営者でありコンサルタントもやってる藤岡 久仁章によるブログ

マラソン走って気づいたビジネスとの共通点

より深く学びを得るための_謙虚さを手にする3つの方法のコピーのコピーのコピーのコピー
 
 

フジオカです。
今回、5年ぶりの長距離走。

広島のハーフマラソンの大会に
出場してきました。

走ってる途中に、2~3歳の
小さな女の子が満面の笑みで

「がんばれ~~~」

と手を振りながら
近づいてきたのでコチラも
満面の笑みでほほえみ返したら

「パパがんばれ~~」

と私の後ろを走ってる男性に
向かっていき私の満面の微笑みは
スルーされました。

娘が欲しくなりました(泣)

※5年ぶりだけど、無事完走できました


で、今回走りながら

「マラソン大会とビジネスって
 共通することが多いな~~」

って考えて終わった後に
Twitterで箇条書きにしたんで
今度はツイートを更に掘り下げてみます。

ちなみにツイート内容はこちら。

●周りのスピードを意識すると自分の適切なペースを見失う

マラソン大会って
当たり前だけど、走力の差が
もろに分かります。

特に、私みたいな
ポンコツランナーは
スタート直後からガンガン抜かれる。
抜かれる、抜かれる、、、

気分としては気持ちの
いいものじゃないので当然焦りの
気持ちが出てきます。

「少しでも離れたくない」
「周りから遅いと思われたくない」

みたいな気持ちですね。

そんな気持ちが出てくると、
無意識に走るペースが上がってきます。

今回はアップルウォッチを
ペースメーカーにして走ってたから
すぐに気づくけどペースメーカーが
なかったら間違いなく自分の走力に合わない
走りをしてたと思います。


これ、マラソンの話だけはなく
ビジネスの世界も一緒。

私はインターネットビジネスの
世界で生計を立ててますが、周りを見ると

・私なんかよりも何倍も
 何十倍も稼いでる経営者さん

なんて、いくらでもいます。

それが身近な友人にも
いたりするからたちが悪いw


で、彼らの出す数字に
焦って、自分が目指してもいない
数字を追い求める。

これをしちゃうと
ペースが明らかに狂います。

そして、仮に目指してもいない
数字(売上)を手にしたところで
自分の目指す幸せからはどんどん離れる。

マイペースはビジネスの
結果を目指すには良くないけど

【自分の目標に即したマイベスト】

を出すためのペースは
崩しちゃダメ。

これは、周りを意識しすぎると
見誤るから気をつけないけないことです。


●自分との戦いのはずなのに、油断すると
前の人を抜くことに意識が向く

これは1つ目にかなり近いですね。

マラソンは基本的に自分の
決めた目標を達成する事が目的という
”自分との戦い”が出来る競技。

なのに、自分の目標と関係ない
目の前にいる人を抜くことを目標にすると
ペースも狂えば目的も見失いかねません。

ビジネスも一緒で
長くビジネスを継続できてる経営者って

・自分の決めた目標やビジョンに
 向かって淡々と進む力

これがある人ばかりで、
逆に短期的にすごくても
落ちやすい経営者って

「アイツを抜いてやる」

がモチベーションの源泉に
なってる人が多い気がしてます。

人との競争をモチベーションで
やってしまうと、抜けないと辛いだけだし
抜いたら目標を見失うし。

長期的にはいいこと無いんですよね。


●当初想定してなかったことが
常に起きるけど慌てず即座に修正する必要あり

マラソンで長距離を走ってると
いろんなトラブルが起きます。

・膝の痛み

などの想定できるトラブルは
当然のこと

・つまづいてしまう
・暑さで脱水症状になってくる

などの当初は思ってもなかった
トラブルも起きます。

今回の私は上記のトラブルは
特になかったですが

・買い替えたばかりのアイフォンのサイズが
デカすぎてマラソン用パンツのポケットから
落ちそうになる

という想定外のトラブルが(汗)


マジで買ったばかりの
アイフォンを壊すんじゃ
ないかとヒヤヒヤしながら走ってました。

ただ、そこに気を向けてばかりも
しょうがないので、割り切って


「1キロ毎に、ポケットのアイフォンの
 位置をチェック。

 その間に落ちた時は仕方ないと
 諦める」


と自分に言い聞かせて、
走ることに集中してました。


こういった想定外の
トラブルがマラソン以上に
ビジネスの世界では頻繁に起きます。

・使えると思った
 サービスが急に使えなくなった

・取引先からの入金が急に止まった

みたいなのって
予め想定できないですからね。

そういった事態が
起きたときの対応力があるかないか。

とっさのトラブルへの
対応力が低い人は長期間ビジネスの
世界で生き残るのはかなりきつい。

だからこそ、普段から起きる
トラブルに慌てることなく
一度冷静になって

「ならどうすればいいだろう?」

を考える訓練を続ける
必要がありますね。


●孤独に走る人より、一緒に走る人のほうが
 心が折れないし、継続して走り続けられる

走りながら、他のランナーを
いろいろ観察してました。

で、走力があるランナーは
別にして、走力があまりない人たち。

これは、完全に二極化してました。

一つは、恐らく一人で参加したで
あろう孤独なランナー。

彼らは後半は心が折れて
ヘロヘロになり、歩いてました。

もう一つは数名で一緒に
参加したであろうランナー。


彼らも後半はヘロヘロに
なっていきます。

ですが、今回は周回レースという
早いランナーとも向かいからすれ違う
形のマラソン。

なので、途中バテて心が折れ
書けてたであろう人も前も向かいから
他の仲間とすれ違うときに


「頑張れよ!!」


と声かけられると
必ずといっていいほど
また復活します。

そして、そこから
立て直してきます。

この仲間からの応援の一言が
あるかないかの差だけで

・諦めて歩く
・諦めずに走り続ける

という劇的な差が生まれる。


これってビジネスでも
一緒ですよね。

孤独に誰にも相談できずに
頑張ってる人はある日やる気が
ぷっつり切れるとストップします。

ですが、一緒に頑張る仲間が
いると励ましてもらえたり。

アドバイスをもらえたり。

その結果、手を止めずに
頑張り続けることができます。


改めて「仲間っていいなぁ~」と
走りながら考えてました。


●ただし、孤独に走る人のほうが
 メンタルが強い

とはいえ、メンタルの強さだけで
判断するなら、

・孤独のランナーでかつ
 心が折れない強さを持った人

のほうが、やっぱり強い。

ビジネスの世界も、やはり
行き着くところは一人ひとりの孤独に
頑張る世界。

仲間の応援が得られる状況から
スタートするのはいいけど、一人でも
孤独に出来る強さは持ってないといけないと
トップランナー達を見てて感じました。


●自分が走るために見えないところで
 助けてくれてる人たちがいる

当たり前ですが、マラソン大会を
開催するってなると大勢のスタッフが
関わってきます。

・受付をしてくれる人
・交通整理をしてくれる人
・途中のドリンクや軽食を用意してくれる人
・急病人の介護スタッフ

他にも私の目には
見えてないところで頑張って
くれてるスタッフもいたと思います。

また、スタッフ以外にも

・何の関係性もないのに
 「頑張れ~~!!」と応援してくれる
 見物客のみなさん

直接マラソン大会には
関係ないけど、大会当日の道路封鎖での
交通の不便さを許容してくれた人たち


などなど・・・

想像すれば、想像するほど
恐ろしい人数の助けによって今日私は
走ってるんだな~~と考えてました。


で、改めて気づきましたが
ビジネスも一緒ですよね。

こうやって、ブログ記事を
投稿するのにも

・ブログサービスを開発してくれた人
・ブログサービスをサポートしてくれてる人

サムネイル画像の作成だって
色んな人の手を借りて作られた
サービスの上で使わせてもらってます。

毎日毎日ここまで真剣に
考えるのは不可能でも
こういった機会だけでも

「俺って、色んな人に助けられてるんだな」

と考える事って大事だと
再確認しました。


余談だけど、ランナーの中には

・スタッフさんが用意してた
 ゴミ箱を無視してゴミを道端に
 ポイ捨てする人

なんかもいたりして、

「自分のことしか考えられないんだろうな~」

とちょっと残念な気持ちにも。

ウェブビジネスの世界だと


「サラリーマンみたいな
 社畜なんかダメだ~~!」


みたいなことを

「お前が社畜と言っている
 サラリーマンのおかげで発信できてる」

のに言っちゃう人みたいなのは
まあ、他人の助けの上に成り立ってるとか
考えられなんだろうな~と。


●周りの応援ってやっぱり力を
 与えてくれる


最後にやっぱりこれ。

先ほども少し触れたけど、
沿道で応援してくれてる人の声って
走った人なら分かるだろうけど本当に心強い。

そして力をもらえます。


ビジネスの世界でも

・周りから応援してもらえる
・周りから反対されている

では使えるパワーが変わります。

※短期的なら反対もパワーになりますが


ビジネスで長く
結果を出し続けたいなら

・周りの応援を味方につける

ってのはとても大事なことなんだなと
改めて気づいたのでこれも入れてみました。


ってことで、長くなったけど

・マラソン大会とビジネスの共通点

ってテーマでいろいろと
語ってみました。

学びや気付きなどありましたら、
SNSなどでシェアしてくれると嬉しいです。

ツイッターもやってます。

⇒フジオカのツイッターはコチラをクリック