ビジネスにもデートにも使えるテクニック〜ピークエンドの法則〜
フジオカです。
今日は「もっと早く知りたかった！」
と思わず唸った
”ピークエンドの法則”
についてとその活用方法に
ついてお話しします。
●ピークエンドの法則とは
まず、この法則について
簡単に説明すると
”人は何かを体験したとき
「ピーク」と「エンド」の印象が
全体の記憶に大きく左右される”
というもの。
「ピーク」とは良くも悪くも
一番感情が動かされたタイミング。
「エンド」とは、その体験が
終わる時のこと。
それ以外の体験は後の印象には
ほぼ左右されないって法則ですね。
それを最初聞いたときには
「まじかよ！」
って思いましたが冷静に
考えるとたしかにそうで
「この映画めっちゃ良かった！」
っていう映画も「１から説明して」
って言われると鮮明に思い出せるのって
・一番の盛り上がりどころ（ピーク）
・エンディングシーン（エンド）
くらいなんですよね。
例えば大好きな映画の１つに
ターミネーター２を挙げることが
あるんですが、明確に思い出せるのは
・敵にボロボロにされながらも
ジョン・コナーを守り続ける盛り上がり
・最後の溶鉱炉に自ら入っていくシーン
（最後の手は印象深い！）
なんですよね。
他も覚えてないわけじゃないけど
記憶がおぼろげ。
だけど、この２点でもって
「この映画めっちゃ面白かった！」
ってなるんですよねー。
この法則はビジネスにも
プライベート、特にデートなんかで
応用するとめっちゃ役に立つ！
２０年前にこの法則を知ってれば
もっと上手に恋愛出来たのに。。。
と若干思ってしまったほど
活用できるし誰でも出来るので
この機会に是非覚えていってください。
●ビジネスにおけるピークエンドの法則活用法
例えば、商談（プレゼン）の場において。
何かしらの商品やサービスを販売する時に
おけるピークというのは大体が
・お客さんに申込みの決断を求める時
ですよね。
そして、基本的にお客さんの
判断基準は３つ。
・申し込む
・断る
・検討する（回答保留）
１つ目の”申し込む”なら、
お客さんにとって好印象の「ピーク」
として記憶に残りますが
２つ目の”断る”だと
お客さんにとっては悪印象の
「ピーク」として記憶に刻まれます。
また、最後の”検討する”の場合は
好悪のどちらのケースもありえるけど
やはりその瞬間が「ピーク」の記憶に
なりえるでしょう。
申し込んでくれたお客さんは
当然のこと、”断る””検討する”って
お客さんだって
・未来のサービス購入者
・関連サービスの購入者
になってくれる可能性は
ゼロじゃないわけ。
そういう人を相手に
「あの人の勧めたサービスは
今回は申し込まなかったけど
あの人の話はまた聞いてみたいな」
と思わせるか
「あの人との時間はほ本当に
無駄だった。もう会いたくないな」
と思わせるかは
【どれだけ「エンド」に力を入れるか】
にかかってるわけですよね。
ここでのエンドは
・商談終わりの最後のトーク
・別れ際
に当たります。
ここで出来るだけ好印象を
持ってもらえるような工夫と努力をする。
例えば
・商談とは直接関係ないけど
お客さんが有益と感じる情報を
商売抜きでしっかりと伝える
とか
・別れ際のお辞儀をとっても
丁寧にする
とか。
考えればいくらでも
思いつくはずなので、それらを
一つ一つしっかりとやっていく。
これだけで、お客さんの印象が
変わり今後の商談にプラスに働くと
いったことが起きてきます。
●デートにおけるピークエンドの法則活用法
これは男性目線で語らせて
いただくのですが。
私もそうですが、男って
基本デートに力を入れるのって
「ピーク」つまり一番盛り上がる
ポイントをどこにするか？
こればっかり考えてるんですよね。
・素敵なレストランに連れていく
・ディズニーランドのこの場所で●●する
みたいな感じで。
だけど、このピークエンドの法則に
当てはめるとこれだけでは片手落ち。
女性からは
「楽しかったけど。。。次はもういいかな。。。」
と思わえてしまいがち。
ってのが見えてきます。
で、この法則で分かってくるのは
もうご理解いただけてると思いますが
・最後に連れていく場所
・デート終わりの別れ際
ここにもしっかりと
力を入れていかないと
ダメだったんですね。
これを知らずに何度デートで
失敗したのか。。。と思い出すのも
恥ずかしいんですが（苦笑）
男性、特に独身男性諸君に
言いたいのは
「デートで連れていく最後の場所と
別れ際はピーク時以上に気合い入れようぜ」
ってこと。
残念ながら私はデートのプロじゃ
ないんで、ここから先を教えることは
出来ないですが
「デートはメインの場所だけじゃなく
最後に行く場所と別れ際も超重要」
って覚えておくだけでも
結果が変わってくるはず。
ぜひ、頑張ってください。
・・・って、ビジネスネタを
書いてたつもりがいつの間にか
デートネタになっちゃいましたｗ
まあ、たまにはこんな「エンド」でも
いいかな～ってことで。
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