13年連続で黒字経営を達成中のWEBコンサルタントが語るブログin Hatena

2006年の起業から黒字経営を継続中のウェブサービス経営者でありコンサルタントもやってる藤岡 久仁章によるブログ

稼げるコピーライティングの定番『新PASONAの法則』の使いこなし方

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ロンバケ社長のフジオカです。

今回は副業のうちから勉強して欲しい、稼げるコピーライティングの定番中の定番とも言える『新PASONAの法則』についてとその活用事例についてお話します。

今回のテーマ。日本人で小学校を卒業してるなら誰しも文章を書くことは出来ますが、文章を書ける人は大勢いても『自分が書いた文章でお金を稼ぐこと』が出来る人は多くないですよね。

これを見てくれているあなたも、副業で頑張ってるのか、それとも本業としてネットビジネスで稼ぎたいのか分かりませんが、『自分が書く文章でお金を稼ぐこと』が苦手だったりするからこそ見てくれてるんだと思います。

そんな状態でもご安心を。私だって今でこそWEBコピーライターとして、1サイトで数千万~億の売上を出せる文章を書けるようになりましたが、最初はあなたと同じ全くのド素人からのスタート。

普通の文章すら書くのが苦手な状態からでも今回お伝えするようなコピーライティングの型を学び、売れる文章が書けるようになってますので。

今回は多くのコピーライティングの型の中でも有名かつ定番中の定番とも言える

・新PASONAの法則

についての詳しい説明とその活用方法。あと、おまけとして新PASONAの法則になる前の『PASONAの法則』との違い、そしてなぜ新PASONAの法則に変わっていたのかという背景もお伝えします。

今回のような新PASONAの法則を始めとした型を学び、コピーライターになっていくとそれだけで何百万、何千万と稼げる人になっていきます。

あなたがそんな稼げるコピーライターになるために必要な知識と活用事例の一つをお伝えするのでぜひ最後までご覧ください。

というわけで早速本題です。

まず、この新PASONAの法則ですが、6つのコピーライティングの要素の頭文字をとった法則になります。

で、その6つの要素を一つずつ説明すると、まず最初の1つ目は

●P:Problem(問題)

これ、見込み客が抱えている問題や必要としていることを文章で明確にさせる要素になります。

例えば、文章の冒頭に

「今あなたはこんな事に悩んでいませんか?」

とか

「こういうモノを必要とされていませんか?」

といったことを伝え、読み手となる相手に「確かにそういった問題を感じてたな」と思い出させて興味をもたせるのがこの部分。

どんないい文章を書いても、そもそも興味を持ってもらえないことにはお話になりませんので、まずは『問題提起をする』という方法で興味付けをするのがこの要素。


・・・といってもこれだけだとイメージが湧きにくいと思うので、まず全部の要素を伝えますがその後で具体的な事例で解説します。なので、まずは知識として6つの要素を全てを知ってください。

というわけで次に、2つ目の要素ですが、これは

●A:Affinity(親近感)

具体的には

「あなたと同じ悩みや問題点を私も共有しているんですよ」というメッセージをストーリー性を持って伝えること。

冒頭に問題提起をして、興味を持ってくれた相手からすれば

「そのメッセージを伝えてるのはどんな人なの?」

と考えるのは自然の感情ですよね。その感情になった相手にすかさず「私もあなたと同じ悩みを共有してる人なんですよ」ってことを伝え、親近感を持ってもらえるような文章を書いていく部分になります。

人は誰しも全く共通点がない人よりは共通点や悩みを共有できる相手のほうを信用する心理を持ってます。

だからこそ、興味を持ってくれた相手に「この人の言う事なら聞いてみようかな」と思ってもらえるような親近感が湧く文章を書くようにしていくんですね。

そして、親近感を感じてもらえたら次の3つ目の要素として

●S:Solution(解決策)

冒頭に伝えた問題(P)が解決、もしくは解決できる方法があるということを伝えます。

「私ならあなたが抱える問題を解決できますよ。なぜならこういう手順を知ってるからです」

といったことを伝える要素部分ですね。そして、解決策があることを伝えたところで次のステップとして

●O:Offer(提案)

ここで具体的な提案内容を伝えていきます。

「まずはこの無料サンプルにお申し込みください」
「このサービスに申し込みください」
「このセミナーにご参加ください」

などなど。具体的な手段を明示して判断を促すステップになります。そうやって具体的な提案をした上で

●N:Narrowing down (絞り込み)

提案したことを受け入れるために必要な条件を伝えていきます。

「本日24時までの限定募集です」
「定員が30名までしかお申し込みできません」

といったように、いつまでもその提案に参加できるわけじゃないことをしっかりと伝えていき、最後に背中を押す為の要素として

●A:Action(行動)

今すぐに行動を起こすメリットをしっかりと伝えて、即座に行動に移してもらう。せっかく興味を持ってくれても「また今度ゆっくり考えよう」と思わせてしまうと、今回の提案のことなんて忘れられてしまうので。

今直ぐ行動を起こしてもらうメッセージとしては例えば

「本日中にお申し込みいただければ、30%オフの価格で!提供します。今直ぐお申し込みを」

みたいな通販番組の説明とかあるじゃないですか。あんな感じです。

これら6つの要素の頭文字を取ったコピーライティングの型を『新PASONAの法則』と呼ぶわけですね。

で、ここからは新PASONAの法則を使って具体的な文章例をわかりやすく伝えようと思うのですがその前に。

「新PASONAってさっきから何度も言ってるけど元々のPASONAの法則ってどういったものでどう違うの?」

という疑問を持つ人が多い、というか昔の私がその疑問を持っていたので豆知識としてお伝えしておきます。

このPASONAの法則と新PASONAの法則はどちらもマーケッターとして有名な神田昌典さんによって提唱されているコピーライティングの型になります。

最初に提唱されたときの『PASONAの法則』というのは

最初のP(問題)の部分は一緒でしたが、次のAが先ほど説明した『親近感』ではなく

●Agitation(扇動)

簡単に言うと『問題点をあおる』といった要素になります。冒頭に問題として提起したことを「このまま放ったらかしにするとこんな大変なことになりますよー」というように、気になり始めた問題の不安を強く認識させるという文章の書き方になります。

そして、次は解決策で新PASONAと一緒なんですが、元々の型は『SO』の二文字で解決策を表しており、新PASONAに入ってる『Offer(提案)』が入っていませんでした。

これがPASONAと新PASONAの違いになります。なぜこうやって変わってしまったのかというと、一番の要因としては元々のPASONAの法則に入っていた2文字目のAである

●Agitation(扇動)

この言葉は先ほども言ったように「問題点をあおり」というのが目的の要素になるのですが、これが「不安や恐怖を煽り立てる」という間違った認識で広まったんですね。

この事が問題となり、間違ったコピーライティングの型が広まったため、PASONAの法則を提唱した神田昌典さん自身。2016年に『新PASONAの法則』を新たに提唱し始めた、という流れで変化していきました。

こういった豆知識を説明できると「お!こいつコピーライティングに詳しいヤツだな!」と思ってもらえるかもしれませんよ。


ちょっと余談をはさみましたが、ここからは新PASONAの法則を使った具体的でイメージしやすい文章事例を説明していきます。

ここまで見ているあなたは「売れる文章の書き方」に興味があるからこそここまで見続けてくれてるんですよね?

そんなあなたへ新PASONAの法則でメッセージを伝えてみますと・・・。
まずは最初のP(問題)にあたるメッセージとしてはシンプルに

「売れる文章の書き方がイマイチ分からないというあなたへ」

とか

「コピーライターになりたいけど、何から学んでいいか分からないというあなたへ」

みたいな言葉が問題部分にあたります。
ここで言う問題は

・売れる文章が分からない
・コピーライターになるための学び方がわからない

です。

そうやって問題をしっかりと明記して興味を持ってくれた人(今回はあなた)に向けて、読み進めてもらうために『A:Affinity(親近感)』を持ってもらうメッセージを伝えます。

いろんな伝え方がありますが、例えば

「今、そうやってあなたが思ってるように、私もかつては『売れる文章の書き方が分からない!』って思い、本を買ったりして勉強しましたが、それでも全く売れる文章が書けるようにはならず途方に暮れておりました」

みたいな感じで、自分の過去の体験談などをストーリー仕立てで説明することで、文章に引き込みやすく、また共感をしてもらいやすくします。

そうやって共感してもらえたところですかさず『S:Solution(解決策)』を伝えます。これも今回の流れなら例えば

「そんな時に出会ったのが、神田昌典さんが提供する『新PASONAの法則』というコピーライティングの型と、その実際の活用事例の数々。

型だけ知っただけでは使い物にならなかったでしょうが、活用事例まで合わせて学ぶ事で実際に売れる文章の書き方を知ることができ稼げるコピーライターとしての第一歩を歩むことができました」

みたいな感じ。具体的な解決策を提示してるでしょ?そして、この解決策に興味を持ってくれたらすかさず『O:Offer(提案)』に入ります。

実際にこういうオファーをする予定はないのですが、例えば

「今回お話した新PASONAの法則を始めとした数々のコピーライティングの型。これを独学で勉強していくことも可能ですが、もし1日も早く使いこなしたいのでしたら私が用意した『コピーライター養成講座』の無料版にまずは参加してみませんか?

メールアドレスを登録するだけで、毎日1回あなたの手元に講座をお届け。1日15分のトレーニングであなたのコピーライターとしての実力がみるみるアップしていきますよ」

という感じ。今回のオファーは

・コピーライター養成講座の無料版

であり、求めてる行動は

・メールアドレスを登録してね

ということ。このオファーだけで終わると「後でゆっくり考えよう」となり、行動をしてもらえません。なのでオファーを伝えた直後にはすかさず『N:Narrowing down (絞り込み)』の要素を加えていきます。

今回の流れなら例えばですが

「今回の無料登録期間は●月●日までを予定していますが、登録者が多いようなら早期終了する可能性もありますので興味有る方はお早めにご登録ください」

みたいな文章でしょうか。明確な期限といつまでも無料登録できるわけじゃないということをメッセージに盛り込むのがこの部分。

そして、最後の背中をひと押しする『A:Action(行動)』の文章としては

「今回の募集期間中に登録された方に限り、●●という特典も一緒におつけしていますので、ぜひこのタイミングでご登録くださいね」

というのがベタですが効果的な書き方となります。

今回は、コピーライティングに興味があるあなたのような人に向けて新PASONAの法則にあてはめた文章を伝えてみましたが、ありとあらゆる人に対してこの型を当てはめられます。

「夏までに後5キロ痩せたいと思っていませんか?」

といった、ダイエットに対して問題を感じてる人に向けてのコピーライティング。

「もっと多くの本を読みたいのに読むのが遅いとお悩みのあなたへ」

のような、速読に興味ある人に向けたコピーライティング。

「素敵な出会いが無いとお悩みじゃありませんか?」

といった、恋愛問題に対して提案するコピーライティング。
ね?どれでも応用可能でしょ。

まとめに入りますが、新PASONAの法則である

・P:Problem(問題)

見込み客が感じてる問題の明確化を行い

・A:Affinity(親近感)

私も同じ悩みや問題点を共有しているということを伝えることで親近感を持ってもらい

・S:Solution(解決策)

問題点に関する解決策を持ってる、知ってるってことを伝えた上で

・O:Offer(提案)

具体的な提案を行い、すかさず

・N:Narrowing down (絞り込み)

提案することを受け入れるための条件を提示。

・A:Action(行動)

最後に背中を押す言葉を加えて即座に動いてもらうように文章を書く。

この6つの要素を使った新PASONAの法則はありとあらゆるセールスコピー。それ以外にも通販番組などのセールストーク術としても使われてたりもします。

今回は一つの事例をお伝えしましたが、実際のところ気をつけて周りを見渡せば参考になるコピーは色んな場所で見つけられます。

カラーバス効果といって、学んだ知識を日々の生活でも意識していれば不思議と「あ、これは新PASONAの法則を使ったコピーだ!」ってことがわかってくるようになるので今日の知識を日々の生活でも意識してみてください。

そして、今日は新PASONAの法則と余談として元々のPASONAの法則との違いを解説しましたが、コピーライティングの有名な型は他にもあります。

この記事の反響次第ですが、今後もそういった他のコピーライティングの型も解説していくつもりでいます。

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