13年連続で黒字経営を達成中のWEBコンサルタントが語るブログin Hatena

2006年の起業から黒字経営を継続中のウェブサービス経営者でありコンサルタントもやってる藤岡 久仁章によるブログ

多くの情報の中から”素早く正しい”情報にたどりつく方法

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藤岡です。

 

今日は以下の質問を
いただいたのでそれにお答え
する形で書きます。

 

藤岡さんは、
どうやって情報収集しているのでしょうか?
是非、知りたいです。
教えてください。

 

インターネットが
普及して情報が簡単に手に入る
時代になりました。

 

が、その一方で

 

・ニセ情報

 

が氾濫していたり。

 

・両極端な意見で
 どちらにも正しいと思われる
 根拠がある

 

ような、判断が難しい
情報があったり。


とにかく、情報が
溢れかえってどの情報を
取捨選択したらいいか。

 

 

情報が簡単に手にできる
一方。


【どんなド素人でも
 簡単に情報を出すことが出来る時代】


になったので、
すばやく求める情報に
たどり着くのが難しい時代に
なってしまいました。

 


そんな時代に求められる
情報収集力を高める方法を
お教えします。


まず、今の時代に出来る
情報収集方法は大きく分けると3つ。

 

【1】本
【2】インターネット(ブログ、メルマガ、SNSなど)
【3】人の話

 


他にもTVなどの媒体メディアで
情報収集する方法もありますが


「自分から積極的に情報を取りに行く」


という観点で見れば
上記の3つでOK。


で、当然ながら全てに
メリット・デメリットがある。

 


【1】本

 

●メリット

・複数人のチェックが
入った上で提供されるので
正しい情報が手に入りやすい

 

・体系立てて書かれてるので
整理された情報を手に入れやすい

 

●デメリット

 

・提供されるまでに時間が
かかるので旬の情報を手にするには不向き

 

・ウェブビジネスなどの
旬がすぐに変わるような
ビジネスノウハウを学ぶには
情報が遅いケースが多い

 


【2】インターネット(ブログ、メルマガ、SNSなど)

 

●メリット

・旬の情報が手に入る

・様々な人の考えやノウハウを
短時間で収集できる

 

●デメリット

 

・フェイク情報が多く、
現時点のアルゴリズムでは
ニセ情報が本物のように流れることが多い

 

・いろんな意見が溢れすぎて
結局何が正しいか分からなくなる

 


【3】人の話

 

●メリット

 

・対話しながら細部まで
聞けるのでより深い情報が手に入る

 

・その人が表に出してない
最新かつ最深の情報を手にする
ことが可能

 

●デメリット

 

・その人の経験と知識ベースの話
なので、勘違いして記憶してる事を
伝えられるケースが多々ある

 

・よほど幅広い付き合いを
持ってない限り、人の話だけだと
偏った情報しか収集できない


簡単に書くとこんな感じ。

 


本しか読まない人は、
正しい情報が得られても
旬の情報に疎くなる。

 

なので、時代の変化に
気づきにくい。

 


ネット情報だけに頼る人は
旬の情報には強いけど
情報の本質を掴む能力が低い人多い。

 

結果として、強い言葉を使った
フェイクニュースなどに誘導されやすい。


人からの情報収集だけに
頼る人は、特定の分野に深く精通
出来ても幅広い知識には疎い。

 

結果として、情報の広さに
欠ける人となりやすい。


上記を見てもらえれば
3つの情報収集方法。

 

どれに頼り切っても
今の時代はマズいこと。

 

ご理解いただけると思います。

 

 


だからこそ、3つの情報収集の
どれかに力を入れるのではなく


【バランスよく3つとも使う】


ってのが正しい
情報収集の方法である。

そう考えます。


ただ、

 

「バランスよく情報収集しましょうね!」


と言っただけでは
具体的じゃないですよね。

 

なので、ここからは
私が推奨する具体的な手順を
伝えておきます。

 


まず3つの情報収集の
やり方のうち、大半の人が最も
力を入れるべきなのは


【本を読む】


という、この令和の
時代に昭和の親父のような
助言になりますw


私がまず最初に
読書を勧める一番の理由は


●情報の選定眼を身につけるため


です。


さっきも書いたけど、
本を読まずにネット情報だけに
頼り切ってる人は目を引く派手な言葉に
惑わされやすい傾向にあります。

 

ですが、自分が収集したい
ジャンルの書籍を何冊か読んだ上で
ネット情報に目を向けていくと


「なんか、これ極論過ぎないか?」

「この情報は本質を付いてるな〜」


みたいな、直感レベルで
気づけるようになってきます。

 

だからこそ、なにか特定ジャンルの
情報を

 

・正しく且つ素早く

 

手に入れたいと思ったら
最初は遠回りと感じても

 

・まずそのジャンルの書籍を複数読む

 

⇒ その上で、そのジャンルの
 ネット情報を漁る

 

という順番でいくと、
最初こそ時間はかかっても
そのうちネット情報を軽く眺めるだけで


「あ・・・この情報の流れは
 確実にくるな・・・」


みたいなあたりが
つけられるようになってきます。


で、ここまで
意図的に触れてなかった

 


【3】人の話


ですが、これは【1】と【2】
の情報収集がバランスよく出来た
上で行ったほうが効率がいいです。


というのも、逆の立場に
なればわかりますが、


【人は良い情報を提供してくれる人により質の高い情報を提供したくなる】


という特性があります。

これは返報性の法則
一種なんですが。

 

※返報性の法則を
 語ると長くなるのでググってください


自分自身が特定のジャンルで
メリットを感じさせるだけの情報を持つ。

 

それは【1】と【2】を
正しく行えば手に入るので
その上で人に会う。

 

そうやって、一方的に
情報を得るのではなく


「お互いの持つ情報を
 交換し合いましょうね」


というスタンスで信頼を
獲得すればより深い情報が
手に入るようになります。


少なくとも私は
この順番で情報を収集を
続けることで14年経営者として
生き残る事ができています。

 

全てを真似する必要は
ありませんが、参考になる部分が
あれば取り入れてもらえると嬉しいです。

 

最後に


旬の情報は少ないけど、
体験ベースの本質をTwitterでは
日々語ってます。

 

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