13年連続で黒字経営を達成中のWEBコンサルタントが語るブログin Hatena

2006年の起業から黒字経営を継続中のウェブサービス経営者でありコンサルタントもやってる藤岡 久仁章によるブログ

本当に"説明は速さで決まる"のか??

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藤岡です。

今回は”説明は速さで決まる”
を読んでの学びを語ります。

”速さ”を意識して
早速本題にw

まず、書籍の序盤に書かれてた

●相手のことを思いやると
 説明の時間は短くなる


という一文。

「まさに!!」

っていう一文ですよ。


何を伝えたいのか
要領を得ない人の話し方って


【相手の都合や時間も考えずに
 ただ言いたいことを感情に任せてしゃべる】


ってパターンが本当に多い。

マジでウンザリ。


こういう人に限って
他にも私に相談したい人が
待ってても気にせず
言いたいことをまくしたてる。

そしてイライラして
その人の話を打ち切り、罪悪感が残る。。。

もう、最悪です(苦笑)


相談されるのは好きだし
応援もしたいけど最低限


・相手の時間を奪ってるという
 自覚は持って欲しい


それは切に願いますね。。。

この文章を読むためだけでも
多くの人はこの本を読むべき。

そのくらい重要な内容でした。

次に。これは私の
解釈も踏まえての学びですが

●”箇条書き”から始まり
 ”ターゲット思考”で削ぎ落とす


このルールで行くと
支離滅裂な文章にはなりにくい。

そう感じる内容でした。

詳しくは本書で解説されてるので
省きますが要点をかいつまむと

===========
・伝えたい内容を箇条書きで
 並べていく

⇒ その中から自分がメッセージを
 伝えたいターゲットに沿って選択し
 削ぎ落として整理していく
===========

というもの。

いろんな文章を書くテクニックは
ありますが、

・起承転結

みたいな、全体の流れを
作るのが苦手な人でも

・多少違和感が残りつつも 
読み物として成立する

という文章を作るテクニック
としてわかりやすいな。

そう感じましたね。


私自身、文章の書き方を
教えることもあります。

流れを作るのが
苦手な人に上記の方法を教えるなど
してみよう。

そう思わされる内容でした。

もちろん、実際に本を
読ませるのが一番いいですけどねw


続いて、本書の中で
一番勉強になったのが以下の

●透明ルート標識


という考え方。

この文章の書き方の
説明前に

「説明のポイントは3つあります」

みたいな数字を入れた
書き出しをすると現代の情報過多の
価値観でいくと

「3つもあるのか長いな」

と捉える人が多く
読まれなくなる。

そういう話をしてるんですね。


私自身、この感覚が無かったので
この記事を書くのも本来なら


「この本での学びや気付きは
 5つあります。

 それを一つずつ解説しますね」


という書き出しから
スタートさせます。

が、この本の教え・・・
といっても残念ながら透明ルートが
作れるほどの精度ではないですが(苦笑)

多少は意識しながら書いてます。


とはいえ、この著者の意見を
全肯定するつもりもなく
間違いなく


「説明のポイントは3つあります」


という書き出しのほうが
読まれるケースもあります。

なので、新たな選択肢として

・透明ルート標識

というテクニックが
使いこなせればな~と思い、
ここはしっかり覚えておこうと
心に決めた部分です。


詳しくは本書を読むべきですが、
一つだけ事例を紹介すると


【”時代”を軸に透明ルートを作る】


という説明法。

具体的には、


「説明に速さが求められる理由は
 大きく分けて3つあります」


という書き出し長さを
想像させるより


「説明に速さが求められる時代。

 それは、かつて得られる情報の
 量が少なく限られた時代から~~~~」


という書き出しで、数字を
出すこと無く”時代”というキーワードを
軸に置くことで

過去 ⇒⇒ 現在 ⇒⇒ 未来

という時間軸を使った
説明を順番にしていくことが出来る。

・・・といった感じの手法。


他にも5つの軸を使った
手法を紹介されてるので興味ある方は
ご一読を。

お次に

●ニュー慣用句

これは、一種の造語のようなもの
と言えばイメージつくでしょうか。

「なるほど~~」

と思ったのが、

・人は聞いたことがあると
 感じた情報は読まない

という特性をうまく利用して


【聞いたことがある含蓄ある言葉を
 言い回しを新しくして伝える】


っていうテクニックですね。

ちょっと引き出しの多さを
求められるけど使いこなすと効果的。

それは間違いないと感じたので
こうやって気づきの1つに挙げてます。
 

最後に

●無意識クラクション


上記の表現事態が著者の言う

・ニュー慣用句

のあプローチに
近い発想として使われてます。

一言で言えば

「無意識レベルで相手の
 心に言葉を留めさせるテクニック」

という感じでしょうか。

・言葉を重ねる
・韻を踏む

といった、よく聞く
ライティングテクではあるけど

・無意識クラクション

という言葉そのものが
このテクニックの大事さを
再確認させてくれるという意味で
気づきになり最後に挙げてみました。


以上の5つが私がこの本を
読んで得た気づきや学び。

当然、読み手によって
学びを感じるポイントは様々。

私の話を聞いてより
深く知りたい。

もしくは他の気づきポイントを
探したい。

そう思った人は手に
されてみては?

⇒ ”説明は速さで決まる”の書籍リンク

著者の中村さん。
多くの気づきをありがとうございました。


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